
Synology NASで構築した三重バックアップ体制の裏側
皆様がレッスンをご予約される際にご入力いただく、お名前やお電話番号。
あるいは、練習で作成された大切なファイル。
パソコンジム豊中では、皆様からお預かりするすべてのデータを、教室の最も重要な資産として取り扱っています。
だからこそ、私たちは「万が一、データが消えてしまったら…」という事態を絶対に起こさせません。
今回は、皆様の「安心」を支える、当教室のデータ管理体制の裏側を、少しだけお見せしたいと思います。
🧱 第一の壁:クラウドから、教室の「金庫」へ(リアルタイム・バックアップ)
当教室の予約管理は、主にMicrosoftのクラウドサービス「OneDrive」上で、Excelファイルを使って行っています。
Microsoftのデータセンターは非常に堅牢ですが、これだけに頼ることはしません。
まず、教室に設置した 「Synology NAS(シノロジー・ナス)」 という、いわば**高機能なデータの保管庫(金庫)**が、常にクラウド上のデータを監視しています。
そして、**「Active Backup for Microsoft 365」**という仕組みを使い、予約表などに変更が加えられると、ほぼリアルタイムでその複製を教室のNAS(金庫)の中へ自動的に保存します。
これが、データを守る第一の、そして最も重要な壁です。
🧱 第二の壁:「金庫」から、さらに「別の金庫」へ(多重バックアップ)
「もし、教室のNAS(金庫)自体が、災害や故障で壊れてしまったら?」
もちろん、その備えも万全です。
私たちは、NASに保存したデータを、さらに別の**「外付けハードディスク」**へ、
1時間ごと、そして1日ごとに自動でバックアップしています。
これにより、万が一メインのNASにトラブルが発生しても、最大でも1時間前の状態に、いつでもデータを復元可能。
この多重構造が、データを守る第二の分厚い壁となります。
🧱 第三の壁:そもそも、大元のクラウドも安全です
そして忘れてはならないのが、
**大元のデータが保管されているMicrosoftの「OneDrive」**自体も、
世界最高水準のセキュリティとバックアップ体制で守られているという事実です。
つまり、私たちのデータは次の三重構造で守られています:
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☁️ Microsoftのクラウド(OneDrive)
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🏠 教室のSynology NAS(金庫)
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💽 外付けハードディスク(第二の金庫)
🎯 なぜ、私たちはここまで徹底するのか
それは、皆様が
「予約したはずなのに、データが消えていて予約できていなかった」
というようなトラブルに、絶対に出会ってほしくないからです。
皆様が安心して、ただパソコンスキルを学ぶことだけに集中できる環境を提供する。
この、普段は見えない部分の徹底した備えこそが、私たちのレッスンの品質を支える土台であり、プロとしての責任だと考えています。
🖥 パソコンのスキルだけでなく、そのデータの守り方まで
パソコンジム豊中では、何重もの安心を整えて、皆様のお越しをお待ちしております。