
「パソコンを買ったけど、セキュリティソフトって必要なの?」
パソコンジム豊中でも、この質問は本当によくいただきます。
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新しいパソコンを買ったとき、量販店で「セキュリティソフトも一緒にいかがですか?」と勧められて迷ったり…
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最初から入っている体験版の期限が切れそうになって慌てたり…
14年間、多くの生徒さんのパソコンライフをサポートしてきた経験から、今回は**「セキュリティソフトの本当の選び方」**について、初心者の方にも分かりやすくお話しします。
はじめに:誰もが一度は悩む「セキュリティソフト問題」
よくある迷いのパターン
🔹 新しいパソコンを買ったとき
「最初から『ノートン』や『マカフィー』の体験版が入ってるけど、続けないとダメなの?」
🔹 量販店で購入したとき
「店員さんに『ウイルスバスター』を勧められたけど、年間5,000円は高いかも…」
🔹 Windows標準機能を知ったとき
「Windows Defenderっていうのが最初から入ってるらしいけど、これで十分なの?」
🔹 周りの人からのアドバイス
「友人には『有料じゃないと危険』と言われたり、『無料で十分』と言われたり、どっちが正しいの?」
選択肢が多すぎて混乱する現実
現在、パソコンのセキュリティ対策として選べるのは主にこの3つです。
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Windows標準のWindows Defender(無料)
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最初から入っている体験版(期間限定無料→有料)
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市販の有料セキュリティソフト(年間3,000円〜10,000円程度)
「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうのは当然です。
結論:ほとんどの人は「無料」のWindows Defenderで十分です
まずは安心してください
💡 結論:ほとんどの方は、無料のWindows Defenderで十分です。
これは、14年間教室で数百台のパソコンを見てきた私の率直な意見です。
Windows Defenderの現在の実力
✅ 優秀な検出率
主要なウイルス対策ソフトとの比較テストでも、検出率は上位に入ります。
✅ 常に最新の状態
Windows Updateと連動して、脅威情報が自動更新されます。
✅ 軽快な動作
Windowsに組み込まれているため、動作も軽く快適です。
実際の教室での体験
📌 Aさん(70代女性)
「最初は心配だったけど、3年間Windows Defenderだけで全然問題なし。お金をかけなくて良かった」
📌 Bさん(60代男性)
「有料ソフトの期限が切れてWindows Defenderに切り替えたけど、特に変化なし。むしろパソコンが軽くなった感じ」
一般的な使い方なら十分!
💻 インターネットの閲覧
📧 メールの送受信
📄 文書の作成
こうした普通の使い方であれば、Windows Defenderで十分対応できます。
では、なぜ「有料版」が存在するの?
「防御力」vs「便利機能」の違い
「無料で十分なら、なぜ有料版があるの?」
その理由は、有料版の価値が**「ウイルスからの防御力」ではなく、「便利な追加機能」**にあるからです。
🚗 自動車保険との比較で考える
保険で例えると分かりやすいです。
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基本の対人・対物保険(=Windows Defender):最低限の補償、全員加入が前提。
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特約やオプション(=有料版の機能):ロードサービスや弁護士特約など、安心を追加する機能。
つまり、有料セキュリティソフトは「もしも」の備えを強化するものです。
💡 有料版の主な追加機能(代表例)
✅ 迷惑メール対策の強化
・フィッシングメールの検出精度UP
・怪しいリンクのブロック機能など
✅ VPN(公共Wi-Fiでの安全対策)
・通信を暗号化し、外出先でも安心
✅ パスワード管理機能
・複雑なパスワードを安全に一括保存&自動入力
✅ 保護者による制限機能
・お子様の利用時間やアクセス制限が可能
✅ 電話・チャットサポート
・困った時にすぐ相談できる(製品による)
✅ 複数デバイス対応
・PC、スマホ、タブレットすべてを1つの契約で保護
🔍 主要な有料ソフトを比べてみよう
🛡️ ノートン 360
特徴:VPN、パスワード管理、クラウドバックアップが充実
向いている人:総合力重視・外出先でも使う人
🛡️ ウイルスバスター
特徴:詐欺対策、日本語サポートが強い
向いている人:サポート重視・家族で使う人
🛡️ マカフィー
特徴:複数端末対応、コスパ良好
向いている人:家族みんなで使いたい人
🛡️ カスペルスキー
特徴:高検出率、軽快な動作
向いている人:性能重視・技術に強い人
💬 教室の生徒さんのリアルな声
📣 ノートン派(50代女性)
「カフェでよく作業するので、VPN付きが安心。月300円なら納得です」
📣 ウイルスバスター派(40代男性)
「子どもも使うので、サイト制限がありがたい。電話サポートも頼りになる」
📣 Windows Defender派(60代女性)
「毎年5,000円払うのがもったいなくてやめたけど、全然困ってません」
📣 Windows Defender派(70代男性)
「高機能すぎるのは使いこなせない。基本機能で十分です」
🔍 チャートで診断・どちらが向いている?
✅ Windows Defender が向いている方
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主に自宅の安全なWi-Fiでパソコンを使っている
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外出先でのパソコン利用がほとんどない
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インターネットは信頼できるサイトのみ利用
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怪しいメールやファイルは開かない
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パソコン操作にある程度慣れている
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セキュリティソフトにお金をかけたくない
✅ 有料版を検討したい方
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カフェ・ホテル・空港などの公共Wi-Fiをよく使う
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お子様と共有しているパソコンを使っている
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パスワードの管理に困っている
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サポートが充実している方が安心
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スマホやタブレットもまとめて保護したい
🔧 Windows Defenderの確認手順と使い方
Windows Defender(正式名称:Microsoft Defender)は、Windowsに最初から組み込まれている無料のセキュリティ機能です。設定の確認や基本的な使い方を押さえておきましょう。
✅ ステップ①:Windows Defenderの画面を開く
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画面左下の「スタート」ボタンをクリック
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「設定(歯車マーク)」を選択
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「プライバシーとセキュリティ」または「更新とセキュリティ」をクリック
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「Windows セキュリティ」→「ウイルスと脅威の防止」を選択
ここで現在の保護状況が表示されます。
✅ ステップ②:リアルタイム保護の確認
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「ウイルスと脅威の防止の設定」を開く
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「リアルタイム保護」がオンになっていることを確認
🔔 オフになっていた場合は、クリックしてオンにしましょう。
✅ ステップ③:定期スキャンの実行方法
月に1回程度は手動でのスキャンもおすすめです。
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「Windows セキュリティ」→「ウイルスと脅威の防止」画面を開く
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「クイックスキャン」または「スキャンのオプション」から「フルスキャン」を選択
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スキャン開始ボタンをクリック
※ 気になるファイルがあるときは「カスタムスキャン」も可能です。
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