
🟦 1. 映像教材の落とし穴|「わかったつもり」になりやすい理由
最近では、YouTubeなどでパソコンの使い方を解説した動画がたくさん公開されています。
「動画で見れば覚えられるから、教室に通う必要はない」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ところが、実際には**“見ただけ”では身につかない**ことが多いのです。
映像は流れていくもので、操作を自分で止めて考える時間が取りづらく、
覚えたと思っても時間が経つと「あれ?どうやるんだっけ…」と忘れてしまう方が非常に多いです。
しかも、実際の画面や状況が動画と少し違うだけで、「自分ではできない…」とつまずくことも。
🟦 2. 教室でのリアルな声|「動画だけでは無理でした」
当教室にも、「YouTubeで勉強したけど、やってみたらできなかった」という方がよく来られます。
たとえば──
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「自分のパソコンと動画の画面が違って、わからなくなった」
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「動画の通りにやったのに、ボタンが見つからない」
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「一度やったはずなのに、すぐ忘れてしまう」
このような声を聞くたびに、“わかったつもり”と“使える”の間には大きな差があることを実感します。
🟦 3. 練習問題の力|なぜ“手を動かす”と覚えられるのか?
パソコンの操作は、頭で理解するだけでは足りません。
実際に手を動かしながら覚えることで、はじめて「自分のもの」になります。
これは、スポーツにたとえるとわかりやすいかもしれません。
たとえば、テニスや野球のルールブックを読んだだけで、ラケットやバットを正しく振れるでしょうか?
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テニスなら、ラケットとボールが当たる角度やタイミング
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野球なら、グローブの出し方やボールの捕り方
──こうした感覚は、実際に“やってみないと”身につきません。
パソコンも同じで、「ここをクリック」「ここで入力」といった操作は、見ているだけでは体に入りません。
教室では、習った内容に対してすぐに練習問題を使って実践していただきます。
この時、「うまくいかない」「思った通りに動かない」といった**“小さな失敗”が大事な学び**になります。
さらに、間違えることやつまずくことこそが、覚えるきっかけになります。
「できなかった」「何でそうなるの?」と引っかかるからこそ、
次に同じ場面が出てきたときに、「あ、これは前にやったな」と思い出せるのです。
実際、教室でも「一度引っかかった問題ほど、しっかり覚えられた」という声を多くいただきます。
動画を見ているだけでは、こうした“ひっかかり”がないまま終わってしまいがちです。
だからこそ、練習問題の存在はとても大事なんですね。
🟦 4. 「使えるようになりたい」なら、見るだけで終わらせない
パソコンを「使えるようになりたい」と思っている方には、練習の繰り返しが何より大切です。
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動画で見たあと、自分で実際にやってみる
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つまずいたら、その場で解決する
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間違えても大丈夫。自分のペースで繰り返すことが習得につながります
教室では、そういった「実践→確認→習得」のサイクルを大事にしながら、
皆さんが“できるようになった”と実感できるサポートをしています。
もし「動画を見てもなかなか身につかないな」と感じたことがあれば、
一度、教室で一緒に手を動かしてみませんか?
“覚えた気”ではなく、“使える実感”が、きっと得られるはずです。