「パソコンが重い…」そう感じていませんか?
「インターネットを見ているだけなのに固まってしまう」
──教室でこんなお声をよくお聞きします。
もしかすると、それは「メモリ不足」が原因かもしれません。特に Windows 11 になってからは、以前よりも多くのメモリが必要になっています。今日は、初心者の方やシニアの方にもわかりやすく「メモリ」のお話をさせていただきますね。
8GBでは厳しくなってきた理由
少し前までは「8GBあれば十分」と言われていました。実際、Windows 10 の頃はそれでも快適に使えていた方も多かったでしょう。ですが、Windows 11ではOSそのものがより多くのメモリを使うようになりました。さらに、インターネット・メール・Office・写真整理など、日常の使い方だけでもメモリを消費します。
- 🌐 インターネットで複数ページを開いている
- 📩 メールを見ながら Word で文書を作っている
- 🖼 写真を見ながら整理している
こうしたごく普通の操作だけで、8GBでは限界に達してしまうこともあります。メモリが足りなくなると、パソコンは「ストレージの一部をメモリ代わりに使う」苦肉の策をとります。これはまるで、小さなテーブルの上に物があふれてしまい、床に置いたり戻したりしているような状態。動作はどうしても遅くなります。
16GBにすると何が変わるのか?
実際に 8GB から 16GB に買い替えた生徒さんからは、
「別のパソコンみたいに快適になった!」
-
✅ ブラウザをたくさん開いても安心
調べもの中にいくつもページを開いても、動きがスムーズ。 -
✅ 複数ソフトの同時使用も快適
Word とメール、写真と Excel など、ながら作業がラクに。 -
✅ 動画と作業の両立も可能
動画を見ながら文書作成もストレスなく進みます。
16GBあると、「作業テーブルが広くなる」感覚で、余裕を持ってパソコンを扱えるようになります。
SSDの容量とあわせて考える
メモリとセットで考えたいのがSSDの容量です。メモリは「作業台の広さ」、SSDは「引き出しの大きさ」とイメージするとわかりやすいです。
・メモリ:16GB
・SSD:256GB以上(余裕があれば512GB)
今のパソコンのメモリが増やせない場合は?
最近のノートパソコンはあとからメモリを増設できないモデルが多く、Surface のように固定式の機種も少なくありません。そんなときは、次の工夫で軽くしてみましょう。
- 🧹 不要なソフト・ページをこまめに閉じる
- 🚫 自動起動するアプリ(スタートアップ)を減らす
- 🔧 重いセキュリティソフトは避け、軽量なものを選ぶ
- 🖼 画面のアニメ/装飾を控えめにする
- 💡 使用年数が長いPCは買い替えも視野に
まとめ:これからは16GBが「ちょうどいい」
- 8GB … 最低限。日常使用でいっぱいになりやすい
- 16GB … ちょうどいい。余裕を持って長く使える
- SSD 256GB〜 … バランス良好。余裕があれば512GB
買い替えを考えるときは、「どのメーカーを選ぶか」よりも「どのスペックを選ぶか」を基準にしましょう。メモリとSSDに余裕があると、寿命が延び、アップデートにも強くなります。
気になる記事は見つかりましたか?あなたの「やりたいこと」、ここから始めましょう。
豊中市・池田市・箕面市・伊丹市・吹田市・尼崎市など北摂エリアから、多くの方がご自身のペースで通われています。
