
~どっちの操作だったか、わからなくなる瞬間~
「あれ?今どっち使ってたっけ?」
パソコン教室でよくある声のひとつです。
WindowsとMac、見た目や使い心地が違うと思いきや、最近ではかなり似た操作も増えてきています。特にトラックパッドのジェスチャーやアプリの切り替えなど、**「そっくりだけど違う」**という場面が意外と多いのです。
今回は、MacとWindowsで“似てるけどちょっと違う”操作5つを、初心者目線でわかりやすくご紹介します。
✅ 1. アプリの切り替え操作(Command+Tab vs Alt+Tab)
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Mac:Command+Tab
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Windows:Alt+Tab
どちらも「今開いているアプリを切り替える」操作ですが、押すキーが違います。
見た目もよく似ているので、「どっちだっけ?」と混乱しやすいポイントです。
✅ 2. 仮想デスクトップの表示(Mission Control vs タスクビュー)
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Mac:Mission Control(3本指上スワイプ、またはF3)
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Windows:タスクビュー(4本指上スワイプ、またはWin+Tab)
見た目はそっくりですが、Macは“Spaces”というデスクトップにアプリが分かれて表示され、Windowsは“履歴付きのタイムライン”が出るなど、微妙な違いがあります。
✅ 3. トラックパッドのジェスチャー
Macに慣れている人は、Windowsでも思わず3本指や4本指でスワイプしがち。
最近のWindowsノートでも似たような操作ができますが、動きや反応に少しクセがあり、逆に戸惑うこともあります。
✅ 4. フルスクリーンにしたときの挙動
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Macのフルスクリーン:別のデスクトップに飛ぶ
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Windowsの最大化:同じ画面内で拡大されるだけ
Macは「緑のボタン」でフルスクリーンにすると、デスクトップが1つ増えたような動きになるのに対し、Windowsはウィンドウを大きくするだけ。この違いで「戻し方がわからない」という声がよく出ます。
✅ 5. アプリを閉じたつもりでも終わってない!?
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Mac:赤ボタンは“閉じる”だけでアプリは終了していないことが多い
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Windows:×ボタンでアプリが完全に終了するのが一般的
Macは「閉じたのにアイコンが残ってる」「動き続けてる?」となりがちです。
💡 まとめ:似てきたからこそ、違いに注意!
最近のMacとWindowsは使い方の“すみ分け”が曖昧になってきています。
特にトラックパッドやショートカットキーは、**「なんとなく同じ感じ」で使っていて、気づかないまま違う動作になっていた…**なんてことも。
でも逆に言えば、「慣れてしまえば両方使える」ということでもあります。
今回の記事で「あ、それある!」と思った方は、ぜひ少しずつ意識してみてくださいね。