
パソコンを使っていると、たまに「ファイル名の最後に変な文字がついてる…」と思ったことはありませんか?
たとえば「写真.jpg」や「文書.docx」といったように、ピリオド(.)の後に何か文字がついていることがあります。
この部分は「**拡張子(かくちょうし)」**といって、**そのファイルがどんな種類かを表す“目印”**なんです。
拡張子があると何が分かるの?
たとえば「.docx」とあれば、これはWordの文書ファイル。
「.jpg」や「.png」なら画像ファイル。
「.mp4」なら動画、「.mp3」は音声といったように、拡張子によってパソコンが「何のファイルか」を判断しています。
つまり、拡張子はそのファイルを開くためのヒントのようなものなんです。
拡張子が見えないこともある?
実は、Windowsでは初期設定のままだと、拡張子が表示されないようになっていることがあります。
「写真.jpg」というファイルも、表示上は「写真」としか見えないため、どんな種類なのか分かりにくいことがあります。
このせいで、「見た目は同じなのに開けない」「開くソフトが違う」といったトラブルが起こることも。
拡張子の表示方法(Windows)
エクスプローラー(フォルダー画面)を開いたら、上にある「表示」タブをクリックします。
その中にある「ファイル名拡張子」という項目にチェックを入れると、すべてのファイルで拡張子が表示されるようになります。
これだけで「写真.jpg」「文書.pdf」などがきちんと見えるようになります。
拡張子を書き換えても大丈夫?
「.jpg」を「.docx」に変えたらWordで開けるのかな?と試してみたくなるかもしれませんが、これはやめた方がいいです!
拡張子だけ変えても中身は変わらないため、開けなくなったり、ファイルが壊れる原因になります。
ファイルの形式を変えたいときは、Wordや画像ソフトの「名前を付けて保存」や「エクスポート」を使うようにしましょう。
よく使う拡張子の例(ざっくり紹介)
よく見るものとしては、以下のようなものがあります。
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Wordのファイルは「.docx」
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Excelのファイルは「.xlsx」
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写真は「.jpg」や「.png」
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音声は「.mp3」
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動画は「.mp4」
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PDFファイルは「.pdf」
「なんとなく見たことあるなぁ」という方も多いと思います。
まとめ:拡張子は“ファイルの種類を示すしるし”
拡張子は、パソコンが「これはどのソフトで開くべきか?」を判断するために使う、大事な情報です。
最初はピンとこないかもしれませんが、ファイルの“名札”のようなものだと思えばわかりやすいです。
拡張子が見えるようにしておくと、トラブルを防ぎやすくなりますよ!