
BackspaceキーとDeleteキーの違いとは?エクセル・ノートPCでも使える使い方
「どっちも“消すキー”でしょ?」──そう思いがちですが、 Backspaceは左側を消す、Deleteは右側を消すという基本の違いに加えて、 表やファイル操作などの場面では、結果が大きく変わることがあります。
この記事のポイント
- Backspace と Delete の違いがすぐにわかる
- Word・Excel での安全な使い分け方がわかる
- ノートPC・Macでの代用方法も紹介
基本:消える方向が違う
以前の記事「どっちも“消すキー”?BackspaceとDeleteの違い」では、次の基本を紹介しました。
- Backspace … カーソルの左側を消す
- Delete … カーソルの右側を消す
例1:文字の途中でカーソルを動かしたとき
「こんにちは」と入力していて、「に」のあとにカーソルを移動させてキーを押すと…
- Backspace → 「ん」が消えます(左側)
- Delete → 「ち」が消えます(右側)
ポイント: 入力を修正するときは Backspace、先の文字を詰めたいときは Delete を使いましょう。
例2:WordやExcelでの表の中では?
WordやExcelで表を使っているときも違いが出ます。
- Backspace → 表そのものが消えてしまうことがある
- Delete → 表は残したまま、中の文字だけ消えることが多い
表を扱うときは、Delete の方が安心です。
例3:ファイル削除にはDeleteだけ
デスクトップやフォルダーで不要なファイルを削除するときは Deleteキー を使います。 Backspaceでは削除できません。
※Windowsでは Delete → ごみ箱へ、Shift+Delete → 完全削除 になります。
ノートパソコンではDeleteキーが無い?
ノートパソコンには Deleteキー が無い機種もあります。 その場合は次の方法で代用できることがあります。
- Fn + Backspace → Deleteと同じ動作
- キーの上部に「Del」マークがある場合もあります
補足: 外付けキーボードを使うと Deleteキー があって便利です。
💡 Macをお使いの方へ
- Macの「Delete」 → Windowsの Backspace 相当(左を消す)
- 右側を消す → Fn + Delete
Macではキーの名前と動作が逆になるので注意しましょう。
✅ まとめ
- Backspace:左を消す。文字修正でよく使う。
- Delete:右を消す。表やファイル操作に便利。
- Fn + Backspace:Deleteの代わりになる機種も。
- MacではDelete=左側、右側は Fn + Delete。
ひとこと: どちらも「消すキー」ですが、使い分けを覚えると作業がスムーズになります。 普段はBackspace、必要な場面でDeleteを使いましょう。
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