🟦 どっちも消えるけど…実は違います
パソコンを使っていると、「Deleteキー」と「Backspaceキー」を見かけますよね。
どちらも「文字を消すキー」ですが、消す方向が違うことをご存じですか?
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Backspaceキー:カーソルの左側の文字を消す
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Deleteキー:カーソルの右側の文字を消す
つまり、「Backspace」は戻って消す、「Delete」は進んで消すという違いがあります。
🟦 キーボード上の位置も違います
Backspaceは、Enterキーのすぐ上にあるので、普段よく使われている方も多いと思います。
一方、Deleteキーは少し離れた場所にあって、ノートパソコンだとFnキーと組み合わせて使うこともあります。
実はこの配置の違いが、**「Deleteって押しにくい」「Backspaceしか使ったことない」**という方が多い理由のひとつです。
🟦 よくある“押し間違い”や勘違い
教室でもこんなご質問があります:
「文字が消えないと思ったら、DeleteとBackspaceを間違えてました…」
「Deleteを押しても何も起こらない気がします」
実際には、カーソルの位置や選択の有無によっても動作が変わるので、違いを知らないままだと混乱しやすいんです。
また、ノートパソコンではDeleteキーがFnキーと同時押しになっていたり、
Macでは「delete」がBackspaceと同じ動作だったりと、機種による違いもあります。
🟦 教室ではこんなふうに説明しています
パソコンジム豊中では、初心者の方にこう伝えています:
「Backspaceは“戻って消す”、Deleteは“進んで消す”と覚えておきましょう!」
この一言で「ああ、なるほど!」と納得される方が多いです。
文字を1つずつ消すときも、選択した文字列を一気に消すときも、違いを知っていると作業が早くなりますよ。
🟦 まとめ:知っておくとちょっと快適に
DeleteとBackspaceは、どちらも「消すキー」ですが、動き方に違いがあります。
ほんの少しの知識でも、文字入力がスムーズになったり、間違いを減らせたりします。
パソコンのちょっとした操作を「なんとなく」から「ちゃんと理解して使える」に変えていくのが、上達への近道です。
もし「他にも違いがよくわからないキーがある…」という方は、ぜひ体験にいらしてくださいね。