WordとExcelの“選択”操作、CtrlとShiftの違い知ってますか?

パソコンで文字を選択したり、表を編集したりするとき、
「Ctrlキー」と「Shiftキー」の使い分け、ちゃんと意識していますか?

この2つのキーは、似ているようで全く違います。
どちらも「選択」に関わるキーですが、考え方がまるで逆なんです。


🔹 Ctrlキーは「これとこれ」

たとえばExcelで、1行目と5行目だけを選びたいとき。
Ctrlを押しながら1行目をクリック → そのまま5行目をクリック。

これは「離れた場所を“個別に”選びたい」場面で使います。
Ctrlは“点と点”をつなぐイメージです。


🔹 Shiftキーは「ここからここまで」

今度はWordで、1段落目の先頭から3段落目の最後までを選ぶとき。
Shiftを押しながら「先頭」と「最後」をクリックすれば、その間が全部選択されます。

Shiftは“範囲”を選ぶためのキーです。
つまり、「線で結ぶ」ようなイメージですね。


💡 教室でもよくあるご質問

実際の授業でも、「Shiftで個別に選べません」「Ctrlで全部範囲選択されません」
といった声をよく聞きます。

でもこの違いを1回知るだけで、操作がぐっと楽になるんです。
特にWordやExcelを毎日使う方にとっては、知っておくと本当に便利です。


📌 まとめ

  • Ctrl:離れた部分を「個別に」選ぶ(例:1行目と5行目だけ)

  • Shift:連続した範囲を「まとめて」選ぶ(例:1段落目〜3段落目)

 

どちらも使い分けられるようになると、
資料作成や表の整形がスムーズになりますよ。