
「閉じるボタンが消えた…」その不安、よく分かります
ある日のことです。ご年配の方が教室に直接いらっしゃいました。
「インターネットの画面の“×”が消えて、閉じられなくなったんです…」と、不安そうな表情。
音が鳴らないことも気になっていたようで、電車に乗って来られたとのことでした。
近くに相談できる場所がなく、仕方なく教室まで来られたそうです。
実は「壊れた」わけではありません
原因はとてもシンプルで、F11キーを押して“全画面表示”になっていただけのこと。
画面の上にマウスを持っていくと閉じるボタンが出るのですが、初心者の方にはこの仕組みがわかりにくいんです。
こちらで軽く説明して、実際にカーソルを上に動かしていただくと――
「ほんとだ!出た!」と、安心した表情に。
かかった時間は、たったの30秒でした。
それでも「お金を払わないと悪い」と思ってしまう
ほんの少しの操作だったにもかかわらず、
「お金を払わないと悪いから…」と、お財布を取り出されました。
もちろんお代はいただきませんでした。
でも、そのお気持ちに胸が熱くなりました。
困ったときに頼っていただけること自体が、何よりうれしいんです。
そして、「ここに来たら安心できる」と思ってもらえることが、教室の大切な役割でもあります。
パソコンのトラブルは「壊れた」と思い込みやすい
- 閉じるボタンが消える
- 音が鳴らない
- インターネットが急に開けない
特に初心者の方にとって、こういった小さなトラブルでもとても大きな不安になります。
壊れたわけではないのに、パニックになってしまうのは自然なことです。
「相談できる場所」がある安心感
「ちょっと見てもらうだけ」でも、気持ちがスッと楽になる。
家で悩み続けるよりも、誰かに聞ける場所があるだけで全然違います。
こうしたご相談は珍しくなく、むしろとても多いんです。
そして、そのたびに「来てよかった」という笑顔を見られるのが、私たちにとって一番うれしい瞬間です。
まとめ:困ったときは、ひとりで抱え込まなくて大丈夫
閉じるボタンが消えた。音が出ない。ちょっとしたことでも「あれ?」と思ったら、ひとりで悩まないでください。
「ここに行けば何とかなる」——そう思ってもらえる場所であり続けたいと思っています。
大丈夫、どんなに些細な「困った」でも、決して恥ずかしいことではありません。
豊中市・池田市・箕面市・伊丹市・吹田市・尼崎市など北摂エリアから、多くの方が安心して学びに来られています。