MacとWindowsはパクリ合い?実は“良いところ取り合戦”だった

「最近のWindowsって、なんだかMacみたいになってきた…」
「Macも前よりWindowsっぽくなってない?」
そんな声を、パソコン教室でもよく耳にします。

実はこの現象、偶然ではありません。
WindowsとmacOSは、長年お互いに進化しながら“良いところ”を取り合ってきたのです。
今回はそんな「似てきた理由」を、やさしく解説していきます。

💻 昔のWindowsとMacは「まったく別物」でした

項目 Windows(昔) macOS(昔)
デザイン 角ばって無骨、灰色ベース 丸みと光沢、白やグラデが多め
操作のクセ ウィンドウは右上で閉じる 左上の丸ボタンで操作
ファイル操作 エクスプローラー中心 Finderでドラッグ操作が主流
雰囲気 \"仕事用\"な印象 \"おしゃれ\"な印象
ショートカット Ctrlキーが主役 Commandキーが主役

昔は「Macは右クリックできない」と言われたこともありました(※今はできます)。

🔁 今はどうなった?どんどん似てきた現在の姿

項目 Windows 11 macOS(近年)
デザイン 白・グラデ・角丸 白・グラデ・角丸(そっくり)
タスクバー Dock風に中央揃え 昔からDockで中央配置
ファイル操作 タブ対応エクスプローラー タブ対応Finder
仮想デスクトップ タスクビュー搭載 Mission Control搭載
ジェスチャー タッチパッドでスワイプ対応 ジェスチャーの元祖

🤔 なぜ似てきたの?

1. スマホの影響が大きい
iPhoneやAndroidのように、直感的に使えるUIが求められる時代。
その流れに合わせて、両OSが「やさしくて迷わない」デザインへと進化しています。

2. ユーザーが乗り換えやすいように
「職場はWindows、自宅はMac」など環境が分かれている人が増えた今、
どちらのOSを使っても迷わない工夫が求められています。

3. お互いに“良いところ”を学び合ってきた
WindowsはMacの「見た目の美しさ」や「直感操作」を取り入れ、
MacはWindowsの「実用性」や「互換性」に歩み寄ってきました。

💬 教室でもよくある会話

  • 「Macって右クリックないと思ってました」
  • 「これ、Macですか?Windowsですか?最近見分けつかないですね〜」
  • 「昔のMacは触るのが怖かったけど、今のは意外とわかりやすい」

✨ まとめ

昔は「水と油」と言われていたMacとWindows。
でも今は、スマホ時代の中で“どちらも初心者にやさしいOS”に近づいています。

もちろん細かい違いはありますが、共通点も増えてきたからこそ、
「どちらが優れているか」より「どちらが自分に合っているか」で選ぶ時代です。

ちょっとした違いに気づくと、パソコンをもっと面白く感じられるかもしれませんね😊

MacとWindows、お互いに良いところを取り合って、どんどん便利になっています。
豊中市・池田市・箕面市・伊丹市・吹田市・尼崎市など北摂エリアから、多くの方が両OSの面白さを学びにこられています。

両方のOSの「良いところ」を体験する